2022年7月関東工場に、日本ロボット学会から紹介を受けた工学博士の助言も受けながら、7年がかりで三菱電機システムサービス株式会社様と共同開発した国内初の段ボール印刷向け整版用ロボット「FARM」を導入、稼働を開始いたしました。

これまでこの印版貼付け工程は完全に熟練工の手作業に依存していましたが、本システムロボットの導入により、6月に導入した「CCC 水現像対応一貫自動製版」と併せることで、デザイン描画から貼付けまでの一貫作業のほぼ自動化が可能になります。

この一連の自動化により、手作業依存に伴う製版・整版品質のばらつきを減らし、より一層の品質向上と安定化が見込まれます。
また、この高性能設備の導入は環境性能が優れた（水性）フレキソ印刷の普及・拡大に繋がるものと期待しています。